ガラクタの様に
自分以外誰もいない道に孤独感を覚え逃げるように歩く足を速める
朝目覚めたらそこにある不安と恐怖
もう逃げるところはないんだと突きつけられる現実
誰にも気にされず部屋の隅で捨てられたガラクタの様に小さくしていたい
自問自答の中で出ない答えを考え続ける毎日
自分を認められない
本当の自分は何処か違う所で幸せに暮らしているのではないかと
冷めた紅茶、鏡に映る自分、窓に打ち付ける雨、車の音、時計の針
全てが溶けて、溶けて飲まれていく
誰も恨まず妬まずただガラクタの様に何も考えれなかったらどれだけ幸せだったのだろう