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伊達梁川
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色づく理由
夏の間に会えなかったが
久しぶりに見る君が少し大人の色を帯びて
戸惑いを含んだときめきを覚えた
そうかそういう年なんだよね
君は何事もなかったように
いつも通りの挨拶と笑顔を見せてくれて
安堵と少しの物足りなさを覚えた
そうだねまだ友達なんだよね
時期が来たことを知ると
自ら供給を断ち美しい色を見せる落葉樹
君は何を断ってるか不安を覚えた
そうか時期を知らせたいんだね
作品名:
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作家名:
伊達梁川