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「そんなあ～・・・でも里紗さんが良ければ結婚してもいいです」

「ウソよ。私たちは一応スキンを病気予防につけるけど、避妊は必ずしているの。あなたの出したもの見たい？」

「見たい！」

「セックスが好きになったね。いいことよ。じゃあ見せてあげるから」

里紗は足を開くと中から押し出すように力を入れて、森岡の白いものを入り口からこぼれ出させた。

「里紗さんってすごいですね。今押し出したんでしょ？」

「そうよ。今度彼女さんとの時も言ってみたら？」

「そうですね。彼女が会ってくれたらの話ですけど」

「大丈夫よ。妊娠しない時なら中に出せるから。女もね、スキンつけているよりない方が密着度も良くて感じられるの。彼女さんって可愛い人なの？」

「同級生なので可愛いということは無いですが、色が白くてちょっとぽっちゃり体型です。ボクはぽっちゃりが好きなんです」

「ええ？私がぽっちゃりだっていうこと？」

「里紗さんはぽっちゃりではないです。完璧です」

「そう、嬉しいわ～。女は褒められることが最高の喜びなの。森岡さんもどんどん彼女さんを褒めて差し上げてね。可愛いとか、気持ちイイとか、またしたくなるとか囁くと効果的よ」

「そうします。何だか自信が感じられます。本当にありがとうございました。今までの自分は過去になりました」

里紗は森岡が言った、過去になりました、という言葉が気に入った。
鉄男の里紗への評価はまた上がった。

森岡は一月後に里紗を訪ねて先日のお礼だとお土産を渡した。そして、彼女を紹介した。
仲良くやれているようで里紗は嬉しかった。
もちろん彼女には里紗とエッチしたとは言ってはいないだろうが、何となく気付かれてはいるのかも知れない。

それが証拠に、帰る時に彼女が里紗の耳元で、

「また困ったらよろしくお願いしますね」

と言ったからだ。

「何を話したんだ？」

と聞く森岡に、里紗と彼女はくすっと笑った。
彼女が森岡と上手く結ばれていることは間違いのないことだと証明していた。