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てっしゅう
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「新恋愛病院・不倫病棟」 第二話

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シャワーの雫とは違う生温かいものが里紗の入り口からこぼれ出していた。早奈枝はくすっと笑って少し身体を離した。

「離れないで・・・ください」

「ううん、離れたりしないよ。顔を近づけるだけ・・・」

「そんなあ~・・・恥ずかしいです」

早奈枝がしようとしていることを連想するだけで里紗は腰が抜けそうにふらついていた。

「もうベッドへ行きましょう。あなたは我慢できないみたいだから」

「はい・・・」

口で息をするようになっている里紗を慌てずにゆっくりと舌で早奈枝は責めた。
一番敏感なところを外すように・・・

「苛めないでください、我慢できないんです・・・」

「そうなの?じゃあ、今度は私にして」

「ええ?中断するんですか?」

「そうよ、一緒にイキたいからね」

「感じる部分以外を舐めれば・・・いいんですか?」

「そうね、あなたみたいに濡れてくるまでそうして欲しい」

里紗は言われるままにキスから始めて、早奈枝の身体を丁寧に刺激した。
少し赤味がさしてきた肌にうっすらと汗が光る。

「里紗ちゃん、お互いの感じるところを重ねよう」

「重ねる?」

「そう、足を開いて、私の足の間に入れて。敏感なところが触れ合うようにするの」

腰を出すようにして里紗と早奈枝の股間がピッタリとくっつく。
ゆっくりと擦りあげるように押しながら上下運動をする。
一度も触れられていなかっただけに、始まると同時に里紗は大きな声を出すようになった。

「早奈枝さん・・・イッちゃいそうです」

「そう、じゃあもっと強く動かして・・・そうよ、そう」

うめき声のような連続する声を発して里紗は身体をビクンビクンと痙攣させた。
それでも止めずに早奈枝は続ける。今度は自分が感じてきた。
早奈枝は自分がより感じられるように動かし始めた。

「早奈枝さん・・・また、イキそう・・・」

「私もよ、一緒にイクよ・・・里紗~」

大きな声が部屋中にこだまする。二度三度と声を出して二人は動きを止めた。