ツイッター140文字SS~お名前SS編~
5.能登鹿重さん~お名前SS~
鹿児島行きの特急列車は満席だった。私物を詰めた登山リュックを下ろし、通路の壁にもたれる。自然と溜め息が漏れた。
(もっと遠くに逃げないと)
僕の能力は鬼ごっこには不利なのだ。
その時、左頬に視線が張り付くのを感じた。重い重い、アイツの視線が。
https://twitter.com/RokunoheHaruka/status/923839097851887616
作品名:ツイッター140文字SS~お名前SS編~ 作家名:六戸はるか