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ダニ

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あるところにみにくいヒゼンダニがいました





ヒゼンダニはダニのがっこうに行きたかったのですが、赤ダニががっこうにいれてくれませんでした。ヒゼンダニがみにくいからです。





しかし、6年間赤ダニの前に座りつづけ、がっこうに行きたいきもちを赤ダニに伝え、なんとか通してもらいました。





ヒゼンダニはがっこうで楽しく暮らしていました。しかし、突然青ダニの集団が、ヒゼンダニをいじめはじめました。ヒゼンダニがみにくいからです。





ヒゼンダニは時には逃げ、時には青ダニからかけられる火の粉をはらい、そのうちに青ダニは去っていきました。





ヒゼンダニはがっこうを卒業して、ダニのおいしゃさんになりました。しかし、、メスの白ダニがヒゼンダニをなぐったり、放置したり、悪いうわさを流したりしました。ヒゼンダニがみにくいからです。





ヒゼンダニは、もうそんな白ダニとはかかわらないことにしました。おいしゃさんになったあとに知り合った黄ダニはヒゼンダニの味方だったので、ヒゼンダニは黄ダニはまいにちたのしく仕事をしました。





白ダニたちはその後、白ダニの中で、なぐったり、放置したり、悪いうわさを流したりあうようになり、みんな自滅してしましました。





ヒゼンダニと黄ダニは、その後も真面目に働いて、他のダニたちの尊敬を集めるようになってきました。ヒゼンダニはみにくかったのですが、こころはりっぱだったのですね。




おわり
作品名:ダニ 作家名:さりりん