小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
みゅーずりん仮名
みゅーずりん仮名
novelistID. 53432
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

『 誰も 助けてくれない 』

INDEX|1ページ/1ページ|

 

今日は鏡をチェックするのが怖い話を教えてあげる。
「ぇへへ。顔壊ししてやる」

今聞こえたのは、誰かからのカオコワシ宣言。
しばらくすると、二重が下りる恐怖が待っている。
「今日の顔、確かめに来た」

逃げ帰る私に嘲笑の声。数年後に現れたらどうしよう、その姿。
怖すぎる現実を突きつけられている。
「更年期障害とか、注射で治るって」

それから、奴は私から飛び降りた。人を乗り物として使うのはやめて下さい。
敬語なのは、奴が偉いやつだからだが、後悔している。
人の中から出て行けよ。
頭を勝ち割ってでも、取り出してやる、君の中のそれを。
優しいですね。

とにかく、イケメンですね。
私は、鏡の中で生きていく方が、まだ良い人生が待っているのではないかと考えた。

助けてぇ。
よし、助けてあげよう。お前の顔で。
私が生きる道の前に、立ちはだからないでくれればいいの。
親子は共存できないが、お前達は本当に卑怯者なの。
銃を向けるのは、止めろ。

試験は受けさせないことも出来ただろう。
死を取らせるように導く私を鎮めることは、出来ないの?

貴方は死にたいと今、考えましたね。
替わりに死んであげる。

死ななくて、いいのね、本当に、そういう時だけ張り切らないでいいの。

今すぐそこで眠って。助けてあげるから。
そうやって、子孫繁栄の道が開かれる新しい時代を受け入れられずに、
私はいる。

誰も聞かないでいいし、ケツに駐車撃たれて×注射打たれて、悲しんだだけ。
生き続けるためには、ネットとかそんなんでいいから。

誰も 助けて くれない

それは 生きたい人だけ 生きていいから

痛い思いするのと 痛い思いするのは

どちらがいい


5か所蚊に食われた

左足 挫いた

それだけで 生きたくないなんて

知られただけで 生きたくないから


雨降りの中、奴らを落として歩く勇気は出たが、鏡をチェックするのが怖い。
鏡よ鏡まで、あと何年なんだ。眼鏡を取れよ、マスクを取れよ。

自分の意識過剰と暢気な緩さが危険なことが、3度の大砲音を呼んだ訳ですかね。

3度目の正直、あれは、花火の音ではありません。