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藍城 舞美
藍城 舞美
novelistID. 58207
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LOVE BRAVE外伝 第3話

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「いやぁ、皆さん無事で何よりです」
 作者がそう言っていると、四角い窓のような枠の中にドレーク氏の姿が映った。
「何だおまえたち、用心棒の巨人の目を盗んでここまで来たのかね」
「あ、あいつの目を盗んでここまで来たわけじゃないけど、あの程度の用心棒を雇ってるようじゃ先が心配だわ」
 作者は思いっきり言い返した。しかしドレーク氏も余裕ありそうだ。
「ふっふっふ、そうやって粋がっていろ」
「それはどういう意味かしら」
「それはすぐに分かる」
 作者はふっと軽く笑うと、LOVE BRAVEの4人に言った。
「ドレークさんの言ってること、怖くないですよね〜?」
「怖くな〜い」
 フィルが代表して答えた。他のメンバーも、笑みを見せた。

 すると、作者が何かに気付いた。
「あら?何か…1人増えてません?」
「ええっ!?まさか」
 スティーブンが右を向くと、そこには確かに1人の人が居た。
「ああっ、確かに誰か居ます!やばい」
「そんなはずないだろ…」
 スティーブン以外のメンバーは、恐る恐る彼の隣を見た。
「あ、どーも、カメラのホシノです」
 一同はずっこけそうになった。作者は半ギレで問い掛けた。
「ホシノさん、いつの間に…っていうか、何でこんな所に?」
 彼は照れながら答えた。
「いやぁ、最初からずっと、そっと皆さんの後を付けてました。皆さんの冒険を邪魔したくなかったんで」
 作者とLOVE BRAVEは苦笑した。
「まぁ、仲間が増えたのは悪くないよね」
 フィルがさらっとまとめると、再び扉が開いた。