LOVE BRAVEのホテル 後編
作者 「さて、その１６にまいります。これは（笑）『フィルが馬で送迎してくれる（女性限定で）』」
（一同、爆笑）
ヒューゴ 「王子様かよ」
ジミー 「もし自分が女で、馬に乗ったフィルくんに『迎えに来ました』なんて言われたら、卒倒するかも」
フィル 「あははっ、そこまで言うなよ、ジミ〜」
ジミー 「で、道中歌ってくれるというサービス付き、なんてな」
スティーブン 「ロマンチックですね〜。Ｐｈｉｌ ＰＥＡＲＬたちの夢ですよねっ」
作者 「ほんとですね。それでは、その１７に入りますよ。『エアコン、電気関連のトラブルはヒューゴが対応してくれる』」
ヒューゴ 「おっ…」
ジミー 「ヒューゴは夜勤シフトだから、遅い時間にそれ系のトラブルが起こっても駆け付けてくれそうだね」
ヒューゴ 「まぁ、俺よく電球替えたりするからな、実際」
スティーブン 「コンピューター関連のトラブルにも対応してくれそうですよね」
フィル 「地味に頼もしいねぇ」
ジミー 「地味かなぁ！？」（←シャレではありません）
作者 「では続いて、その１８です。おっ、ジミーくん、喜んでください。『ジミー写真館がある』」
フィル 「おお〜。さすがＬＯＶＥ ＢＲＡＶＥのカメラ番長」
ヒューゴ 「ジミーはカメラが趣味だし、腕もセミプロ並みだしな」
スティーブン 「あと、ジミー兄さん自身がモデルの写真もありそう」
フィル 「そのホテルでお客さんと撮った写真とか飾ってあったりして」
ヒューゴ 「で、ＢＧＭがジミーを象徴するナンバーの『ＴＵＲＢＯ ＳＨＵＴＴＥＲ』と、『ＡＭＡＺＩＮＧ ＳＨＯＴ』」
ジミー 「それ、いいねぇ！」
作者 「私もぜひ行きたいです。では、その１９。……きゃっ（目がニンマリ）」
４人 「何？」
作者 「『女性客はもれなく、真珠をあしらったティアラをお土産にもらえる（ご希望があれば、スティーブンにかぶせてもらえる）』。いや〜ん（目がハート）」
ヒューゴ 「作者が変な方向に行きそうだ」
ジミー 「いつだか、雑誌の撮影で冠をかぶってるショットがあったよね」
スティーブン 「あ〜、ありました。今度はかぶせるほうかぁ」
フィル 「Ｓｔｅｐｈｅｎ ＰＥＡＲＬはメロメロだろうね」
作者 「はぁ〜、女性の永遠の憧れのシーンですよね…。あ、発表に戻ります。これがいよいよ最後、その２０の発表です」
（ＬＯＶＥ ＢＲＡＶＥ一同、ちょっと緊張したような顔）
作者 「『誰にも見せない願い事を、夜に解き放つ』」
４人 「ほおお〜！」（拍手）
ジミー 「シンデレラみたいで、すごく夢があるね」
フィル、スティーブン 「“Ｉ ＣＡＮ’Ｔ ＦＥＥＬ ＬＯＶＥ ＷＩＴＨＯＵＴ ＹＯＵ”」
フィル 「って言いたくなるシチュエーションになったら、それはもうアメージングだよね」
（スティーブン、こくんこくんとうなずきます）
ヒューゴ 「２人が絶妙にハモってる…。すごい『息ぴったり感』だ」
作者 「というわけで、『もしも、ＬＯＶＥ ＢＲＡＶＥがホテルを経営したら』アンケートの回答セレクション、いかがでしたでしょうか。さまざまなサービスを想像すると、楽しくなりますね。皆様も、ご自身の作品の登場人物が経営するホテルをぜひ想像してみてください。楽しい世界が浮かぶと思います。
読者の皆様、私のカオスな世界に最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました」
― Ｆｉｎ ―
作品名：LOVE BRAVEのホテル 後編 作家名：藍城 舞美