鬱体験記。(認知行動療法有り)+追記
認知行動療法
鬱の診断を受ける前から、私は認知行動療法という講義に参加したりしていました。
当時の私は、仕事にも通っていましたから、グループワークもあった事もあり遊び半分でした。
ですが、本当に身体が動かなくなってからは真剣に通っています。
そこで学んだ事で大事な要点を記載します。
①規則正しい生活をする
…自分に合った適切な睡眠時間と、朝日をしっかりと浴びる事。
体内時計のリセット、交感神経(セロトニン分泌)のスイッチが入ります。それと同時に睡眠ホルモンであるメラトニンが14時間後~分泌されるように体が用意します。因みに、睡眠時間の補填としての昼寝はおすすめしません。(レム睡眠とノンレム睡眠の波により、昼寝時間が長い程、夜の睡眠の質が下がりますので、30分程がおすすめです)
②適度な息抜き、休息
…前回で躁鬱の事を書きましたが、その時アドレナリンが出て疲れを感じなくてパワーを存分に使うと、我に返った時にぐったりしてしまうので、適度な活動に抑える(安定に繋がる)
③ストレス発散をする
…人間には二種類の休息があります。
「積極的急速」「消極的急速」です。
積極的急速は代表的なもので有酸素運動などで、消極的急速は睡眠等です。
これらをうまく使い分け気分転換したり、身体と脳を休ませてあげます。
④悩んだときは視点を変える
…例えば「話を聞いてもらう」「出来事を客観的に見る」「100%でない可能性を探す」
この中で首を傾げたくなるのが3つ目だと思います。
落ち込む出来事があなたにあったとします。きっと自分を責めてしまうのではないでしょうか?その時の「自分の責任」というのは円グラフにした時100でしょうか?一つの出来事には様々な原因と自分以外の他者も必ず関わります。その時点で「自分だけ」の可能性は下がります。
そうやって、100を占めていた円グラフに「他の要因」を加えていき、自分の責任である割合を排除し心を軽くします
⑤目標を立てよう
…具体的な目標にレベル(最高100)を付けて達成していきましょう。
私だったら「朝は起きる(レベル50)」等。
もしあなたが休職されていたとしたら「仕事に通う」という目標はレベル100です。 ですから、軽いレベルから徐々に達成していき私生活を安定させます。
小さな目標をコツコツ達成し習慣化した時、あなたは大きな一歩、前進しています。
以上が、私の学んだ認知行動療法です。
どうか、今悩んでいる方の参考になれたら嬉しいです。
体験記はこれにて終了です。
長々と不幸自慢みたいになってしまい申し訳なかったですが、
ここまで読んでくださった方に深く感謝致します。
ありがとうございました。
作品名:鬱体験記。(認知行動療法有り)+追記 作家名:sor