CLUB STRADA
SCARLET SHOCK
「Ashen Bell」といい勝負をしそうな、激しくアップテンポなナンバーで、メンバーそれぞれが攻撃性あふれるテクニックを曲の至るところで輝かせる。フィルは、縦に横に跳ねたり、ステージに寝転んで客席に顔を向けて歌ったりとすさまじいアクションをしながら、過激、もとい色っぽい歌声を響かせる。
割と長い間奏では、ティムの聖剣の斬撃、ヒューゴのレーザービームの集中射撃、ジミーの重量感と疾走感を兼ね備えた爆走のようなサウンド&テクニックが文句なしに溶け合い、来場した全てのファンのハートを酔わせまくった。― 彼らの勢いを止めるものは何もなかった ―
この曲そのものと、会場の熱気のすごさは、どんな言葉も十分に表現できない。ただ確かなのは、もしもこの会場に作者が居たら、イントロ3秒でKOされる率100%だっただろうということだけでしょう。
作品名:CLUB STRADA 作家名:藍城 舞美