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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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割り勘考

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割り勘考

グループでの付き合いなら、当然割り勘だが、恋人のつき合いでの割り勘は、男として、年配者としては、割り切れない。男ならそのくらいの金を持ってから恋人を作れと言いたい。
 男女平等社会とは言え、まだ、男女の賃金の差は多くの会社である。公務員はないだろうが、実質的には、昇進などで差があり、給与に反映される。
 上司が部下にご馳走する。これ等は度を超すと、あまり良くないかも知れない。イエスマンになりかねない。
 組織においては、行事の時に、寸志を表した方が良いだろう。これなら平等に行き渡る。
 零細企業では社長が従業員を慰労する際に、ポケットマネーを使うのは良いと思う。個人的には実行していた。
 恋人であれば、プレゼントのつもりで、デートの費用は男が支払えと言いたい。
 金が無いなら、見合ったデートをすればよい。高級レストランではなく、ラーメン店でも良いから、男が会計しなさいと言いたい。そして、ありのままの自分を見せなさい。
 それが恋人との付き合い方だと思う。
作品名:割り勘考 作家名:吉葉ひろし