詩集
こころ
心って容量が決まっていない
どんだけの思いを詰め込むことも出来る
詰め込んだ思いを引っ張り出すことも出来るのかなあ?・・・
1人に1つ、心があるけど、その容量はみんな違う
大きい人も小さい人も
本当はどのくらい入るものを持って居るのかわからなくて
そんなに詰め込んだらパンクしちゃうからって
思い込んじゃう人も居て
もっともっと広げて入れようとする人も居る
心っていくつも部屋があると思う?
嬉しい部屋、悲しい部屋
楽しい部屋、寂しい部屋
そんなのなくていっしょくたかも
じゃあ、そこに色があるとしたら?
幸せな心は桃色で、悲しい心は水色で
だったら桃色ばっかりの心にしておいたら良いなあ
だって、桃色の大きな心だったら
そこにぽつんと小さい黒い悪い心が入ってきても
大きな桃色心はきっとその黒い色を溶かして混ぜて黒い色もわからなくしてくれる
だから、小さい桃色心じゃなくて、無限に大きい心にしておきたい
大きい中に小さいのはきっと紛れてしまうから
このことを思うと心がいっぱいいっぱいになるから、他のことは思わないようにするなんて
心の容量は無限なんだから
いっぱいになんてならないって教えてあげたいなあ
このことも、あのことも
どんなことも入れ込んでも詰め込んでも、いっぱいにならない
容量の大きい心、誰でも1つずつ持ってるんだから
悲しい水色の心に、優しい愛のある桃色心を分けてくれる人が居ても
水色心があんまり大きいと桃色心は居るとこがなくなって
水色に混ざっちゃうから
だから、いくつかの部屋に分けても良いから桃色心を大きな所にしておきたいね
きっときっと、いつかその桃色心が
ああ、良かったねって思えるときが来ると思うから