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藍城 舞美
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novelistID. 58207
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階段の上で
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僕はぱちっと目を開けて、ゆっくりと体を起こした。美しいティムの姿も、あの長い階段も、夢…だったんだろうか…。でも、僕の目は確かに涙で濡れていた。僕は、ベッドサイドのテーブルの上にある、ティムとのツーショット写真を見た。
「そういうことだったんだ…」
僕は、やっぱり涙を止められなかった。
作品名:
階段の上で
作家名:
藍城 舞美