更新日時:2017-03-05 06:03:48
投稿日時:2017-03-05 06:03:48
藤井と根岸線
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著者の作品紹介
彼に連れていかれた廃墟ビル、扉があるとされる一室の壁に、建物の構造上、不自然なカタチで扉が建っていた。
扉が開く前からそれは不自然で、なぜなら、異世界と繋がってないなら、扉の先に足場はないはずて部屋そのものが無いはずで……
きっと、扉の向こうはベランダと繋がっている。そう考えて扉を開けたら一面緑の大地が広がっている。地平線の彼方まで芝が続く空間に、思わず「本当だったんだ」「ね、だから言ったでしょ、藤井さん」と会話をやり取りをして彼は緑の大地を進んで行きました。