『ガスライティング』
ガスライティングの手口は主に人の精神を錯乱させて、統合失調症等の精神障害を誘発させる。
近年でいえば、門真市一家殺人事件であり、犯人はガスライティングの影響で被害妄想と幻聴にて、罪もない一家を殺してしまった。
ガスライティングで使われるガスは少量であれば、精神障害者を生み出し止まりだが、多くを吸引すると脳機能を失い、死んでしまう。このガス成分は宇宙人が作り出したもので、現状、どの国もこのガス兵器とは関わりがない。
宇宙人は このガスを
いたずらに、テロリストに分け与えた。
政府は事件で採取したガスを解析して、それが噂話の『ガスライティング』だと知る
しかし、ガスライティングを開発したのは国家に準ずる。
ガスライティングの噂話は、あくまでも政府の陰謀論であり、政府は自身の潔白を証明する手段を持たなかった。
ガスライティングの調査報告は国民に開示される事はなかった。
【死の文字列と ガスライティング】
を
宇宙人の仕業だと合わせて関連付けて考える人々は、まだ少ない。
死の文字列で死ぬのは所詮1日一人。日本だけて年間数十万人が病気や事故で死んでいる。文字列で死ぬ現象なんて影が薄く、あっという間に人々から忘れ去られる。
ガスライティングも、単なるガス兵器『サリン』として周知され、多くの人は、ただ単に治安が悪化しただけだと思っていた。
真相に気付いているのは、熱心なオカルトファンと、呪いの文字列の被害の渦中にいる人物と、
超能力者だけである。
作品名:『ガスライティング』 作家名:西中