「親はデブと甲斐性なし」
ところでピラミッドがなぜ三角形をしているのか、
実は三角形ではない。
◆型、として、縦にしようが横にしようが、造形物として左右上下のバランスが追求された建造物こそ、美しい。神も美しいと思うに違いなく、◆に舞い込んでくる。神の聖域は神が住まう場所。なら人間は神とは正反対の場所に居るはずであり、その場所がクレオパトラの埋葬ポイントである。
その入口はピラミッドの周辺。地下へと続く隠し通路がある。その隠し通路はナポレオンが探索の際に破壊して閉じた。
ピラミッド地下は、クレオパトラを崇拝した霊魂、ローマ軍に滅ばされた霊魂が、集まる場所。
ナポレオンはクレオパトラの棺をこじ開けた事で、エジプトの民の怒りを買って、その霊魂に取り憑かれた。
霊魂はナポレオンをピラミッドから立ち去らせる。その際に出入り口破壊させて、道を封印した。
クレオパトラの魂はミイラでの転生を信じたが、何年経っても蘇えらなかった。
バカバカしくなったクレオパトラとエジプトの民達は成仏し、クレオパトラの魂は天界で天使として構築される。
息子の魂を探すものの、いない。ツタンカーメンの魂は、悪魔が握り締めていたために、、見つかるはずも無い。天使は思った。「息子は地上に転生したのかもしれない」
天使は息子に会うために、もう一度転生する。息子の気配を感じた場所は、ローマだった。天使は女性に転生して「聖母マリア」と呼ばれるのだが、まんまと悪魔の罠に誘われたのである。
悪魔の用意した天使へのシナリオは【散々多くの人を救うも、裏切られ処刑される哀れな息子を見る】
》45度の傾きが怖い《
今あなたが不幸していたら、それは【前世の因縁、カルマを解消している過程】だと、言う者がいるかもしれない。その意味するところとは、
「自ら進んで人間に転生して、過去被害を与えた人々と同じか、それ以上の苦痛を味わう事で、罪を精算し、地獄に行かないシナリオが得られる事にある」
だがシナリオ通りに物事は運ばない。
地球の魂は特にシナリオ通りに進まない。
イレギュラーな存在である天使と悪魔が関わり、自然な魂の輪廻転生サイクルを邪魔しているからである。
そんなことより、
銀河の星が傾いた。。1つでも傾けば、重力方向が変化して、銀河全体の惑星に影響を、及ぼす。地球は銀河連邦が支えていなと地軸が45度傾いてしまい、北極点がずっと太陽の方向を見たままになる。氷が全て溶けてしまい大洪水するし、灼熱になる。多くの人が死んだら、今度は太陽に向かって飲み込まれていく(地軸が45度傾いてると、地球の一番強い重力面が太陽を向かなくなり、、太陽と地球の引力釣り合いが成立せず、地球は太陽に向かって飲み込まれていく
今の地球は、とても危うい。
悪魔や天使どころの騒ぎではなく、「もういっそ、地球の軸を支えるなんで馬鹿げた労力を使うくらいなら、地球人を人道的に回収して仲間に入れよう」と銀河連邦は思っている。でも悪魔がそれをさせないから、どうにもならない。悪魔の気まぐれ、心変わりが起きてくれるのを望んでいた。
その為にあらゆる裏工作をする。
作品名:「親はデブと甲斐性なし」 作家名:西中