村上春樹な文体を真似してヤクザ小説を書いてみた。
自分の砦は破壊されたくないからと、抗議の意味を込めて激しく妨害して、殴られて気絶した
会長宅にいたナギと他組員は投降したけど、自衛隊は本家山口組及び、それに関わる全ての組、全ての組員の投降と拘束を要求していて
組員全員が会長宅にいるわけもなく
そのまま家は銃弾の嵐になって
ナギの携帯を自衛隊が奪い取った
寺井に話しかける隊員
「君は関係者だね、いますぐ拘束を受け入れないと、君は一生テロリストとして、指名手配されるけどいいかね?」
寺井を脅してる隊員の話によると、民家でヤクザ同士の抗争になり、罪もない民間人を殺戮に巻き込んだ。ことにされるらしい
冤罪だ、もし裁かれたら処刑ものだ
拘束されれば、無かった事に してくれるそうだが、
人口削減政策してるなら、どのみち殺される気がする
寺井は
投降しないし、拘束もされない。
その場合
恐らくはナギを ていのいい人質にでもして、脅してくる かもしれない。なら、
尚更、逃げるが勝ちだ。
人質を殺して困るのは国だ、街中で目立つ争いをして、野次馬は多くいるハズだ。もし子供の命を奪うなら、必ず国のイメージが悪くなる。
隊員「ナギという子がどうなってもいいのか?」
交渉を始めてきた
寺井に迷いは無かった。逃げる
「ナギが死んでもいいのか?」
隊員は銃口をナギに向けた
恐らく
時間稼をされている、
会話に気を取られている間に、
追っ手が寺井との距離を詰めている かもしれない
これが戦争だとしたら、
ゲリラ戦を仕掛けられていることになる。
後ろを振り向いたとたん、追っ手がいるかもしれない。、油断ならない
携帯の電波で寺井の位置を探っている
だろうから、携帯も捨てなければいけない
寺井はとにかく街中に入りんだ。木を隠すなら森、人ごみの中に入り込んだ。
指名手配されたとしても、全員がテレビを見るわけではない。繁華街は迷路の様に入り組んだ構造だし、身を隠すには、うってつけかもしれない。
寺井は人混みに消えていった。
ナギは拘束されている。
隊員はナギの頭に銃口を向けていた。
隊員
「よかったね。命が助かって、」
銃を下ろした隊員は、ナギの拘束を解いた。
「君には色々と説明しないと、いけないだろう」
隊員はナギに実家がヤクザな家業をしていた話をした
〜ナギ視点〜
ナギは複雑な気持ちだった。ヤクザな組員の半分近くは殺されたらしいけど、あまりピンとこない話で、寺井が罪を重ねていたとかも、言われてみて心当たりはあるものの、軽蔑まではできなかった。
これまで犯罪で得た金で生活していたと知らされても、知らなかったのだから罪の実感がないから、
ナギは誰も恨まなかった。祖父が殴られたのは可哀想だか、自業自得なんだろうし
ナギはただ、平凡な日々に懐かしさを感じていた。
みんなでゲームして、寺井やマサシとその部下たちと、ご飯食べて、
楽しかったから、
悪い人たちだとは思いたくない
罪を償なえるのなら、その方がいいし、逃げて幸せなら、それもいい
隊員は今回の事件をナギに説明した。
隊員
「政府は新たな制度を作った。ヤクザ強制撲滅法は、秘密保護法をありきの事後法となった。事後法とは、『法律ができる前に犯した罪も問える』という意味である。第二次世界戦争は、事後法にて戦争犯罪が裁かれた。事後法はその時代の権力者により、なんでもありの独裁世界が作れてしまう。戦後は事後法は違法となり封印されたが、ナギか生まれた年に似た法律が作られた。それは秘密保護法で、秘密をもってして世間が認識してなくても、既に法律があったことになり、事後法と似た効力を持つ
秘密保護で世間に隠されていた法律は
『ヤクザは問答無用に人権破棄される、人権を放棄させるための、あらゆる手段は違法行為にならない』
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作品名:村上春樹な文体を真似してヤクザ小説を書いてみた。 作家名:西中