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田村屋本舗
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novelistID. 61089
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随筆

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ぼんやりと





道端で
ぼんやり
突っ立っていると


よく
知らない
お婆さんに
声を掛けられる


道を訪ねられたり
天候を語られたり


沢山
人が いるのに


何故
“僕”?


ぼんやり顔
だからだろうか


あまりにも
何も考えて
いなそうだから
だろうか


沢山
愛想良さげな
人達が いるのに


何故
無愛想な
“僕”?


暇そうに
見えるのだろうか


意外と
色々
考えている
はず


神社の階段を
登っている時も


下って来た
おばさん二人組に
腕を持たれた事が
ある


特別な話もなく
僕の腕を
握る理由は


“何”

作品名:随筆 作家名:田村屋本舗