『 勇気を出せ!といわれなくなるワ 』
一瞬、私は立ち止まりそうになった。
銃口がこちらを狙っていた。というのが、目の錯覚。
今日はいい天気なのにね。幻覚かなぁ。
え?据え置き型?ニッポンなのに?
今日のコンクリートに、血の染みはない。
それから、そのことは頭の中から数時間、消えていた。
嫌な記憶というのは・・チョッォォッット、ぜんぶぜんぶ忘れちゃったじゃん!!!
覚えたこととやったこと。
記憶を辿っても、待って、今朝は明日で明日は今朝で。
ちょっと。壁の上に、男の頭が乗っているのだけど。
それも一瞬。錯覚。刀狩りのあとにそんな。
私は、このところ、デジタル映像を見ることが出来るようになった。
笑顔とともに、さっきのことは気にしない。
すれ違った人の顔が、エイリアンに見えても気にしないのだ。
読んだことあるし、聞いたことあるから。
恐ろしいことは皆と分かち合うためにある。
ポジティブな勇気を持ち・・・私は、精神を病まされることなく。
2016/10/22の生活を守るべく。
私が私であるという記憶を守り続ける。
え?叫んでいいって?
そうだよねぇ、どんなこともシェアして、戦う必要ないよね。
勇気を出せ!
そしてネットに助けてももらえないので、ガンジガラメ。
でも、ちゃんと分かち合えるし。
ちなみに、つまり、すべてのことを呑み。
生きろ、というの。
ユァ、ノミ。
作品名:『 勇気を出せ!といわれなくなるワ 』 作家名:みゅーずりん仮名