『 理不尽なのですが 』
君、撃たれてるよ。
お前、この間、死んでた。
刺しただろ。
それから、皆、笑顔で会話するようになった。
誰かと話す度に、オハグロと思う時代でもないのに。
ア○クロとか笑顔で着てしまう時代に、理不尽な気持ちを抱かせる方法は、ないもの。
あ、そうだ。あのビルより飛び降りてしまうことにしよう。
***
大変、あの場所にいるのは有名な鮎○さんではない?
それよりも、福○さんの話にしないとまずいでしょ。
ッ殺される。
それから、皆、笑顔で踊るようになった。
謎の事件が起こることなどから目を逸らして。
ヒラリーとトランプなんていったって、平リーマンとゲームであるのに。
そんな時代に、理不尽な気持ちを抱かせる方法は、ないものか。
あ、そうだ。あの人だった話にしてしまおう。
***
パァーン!!!
銃声じゃなくて、今の声だから。
理不尽な気持ちになったら、わたしの理不尽な気持ちを抱かせる方法しかないもの。
作品名:『 理不尽なのですが 』 作家名:みゅーずりん仮名