スケッチ #3
息を潜めて明日を待つ
いつだって
淘汰される才の中に在る
打ちのめされて現実知って
思い出して蹲る
そうして何が残るって?
全部壊して作り直して
そういう行き方しか私にはないの
気が付いていても誰にも言わず
壊して壊して
壊して壊して
そうして過ごして参りましたが
そろそろ諦めは着きますか
それとも諦めが尽きますか
気がついた私に
あなたはそうだ
何度も云った
枯れなどしない
花は花
私はいつまでも私でしかないと
誰かはそれを希望というが
私には絶望でしかない
どうかいつの日か望まれて
花になりたい 花になりたい
夢を見ている
特別なものなんて何も無いのに
今日もまた
淘汰される才の中にいる
どうして壊せば良いのかを
壊れた心で考えている