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人間観察からの哲学

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まず最初に、この作品を書いていくということはまだ自分が死んではいなくて、考えることもやめてはおらず、更には人と触れることのある環境にいてコミュニケーションもちゃんと取れる自分である事を自分が再確認していくことの意味を持つものである。
誰かに見せるほどのものでは無いとは思いつつも文字に起こして言葉を並べて、役に立つこともあるかもしれないし、ないかもしれない。
あれば良いなと思って書くわけではないので本当に些細に誰かが見て役に立つなと思われるのであれば幸いで、それもまたこれを書いていく上での再確認の一つなんだと。
人が生きていく上で、最も共有、共感、協力に感動に何かしらまとわりつくようにあるのは同じ人なんだと思い、小さい頃から集団行動の上で行われる勉学や、社会に出てもお金を稼いで行ってと生きていく上でそのお金を回すことをするのも人でありお金を作ってるのも人で、他の動物や静物とコミュニケーションがとれてもそこはもう感じ方などの感性やイマジネーションの世界。そうなると自分の頭の中の環境によって捉える方法やそこから生まれる感情なども違うとなるとそれは人としては正解なのかもしれないが人類としては孤独の種類のような気もします。
〈改ページ〉
《はじめまして。》
「はじめまして」から始まる自己紹介と言うのは、相手に自分をどう思ってもらうか、というよりは、いかに相手を不快にさせずに聞いてもらえるかだと思うのです。
つまり「はじめまして」の後に続く発言よりも、「はじめまして」の言い方と雰囲気から相手に対して、自分の人となりを感じさせる事の方が意味があるように思います。
例えば、この人は余裕があるだとか、落ち着いてるだとかを無意識に感じさせる事です。
『自己紹介をする』=『初対面』というわけですが、そもそも初めて会う人に対して、そこまで考える必要がないのでは?とも思う人も中にはいるでしょう。
相手に対して考えを持たなくていいと考える。こういったタイプの人が、自分と同じような【考えを持たない】タイプの人と出会うとします。
ですがここで矛盾が生じます。なぜならこの時点で『相手に対して考える必要がない』という考えを共有している。つまり、もうすでに人に対しての考えを多少なり持っているという事になるのです。
作品名:人間観察からの哲学 作家名:musasabi