どっかん
大麦:大麦です。(手にフリップ)
若葉:若葉で~す!
大・若:2人合わせて青汁で~~す!!よろしくお願いしま~~す。
若葉:というわけで早速ぼくら2人で漫才を始めさせていただきたいんですけどもね!
大麦:(‥‥‥‥メだ‥)
若葉:大麦さん最近なにか気になってることありま‥
大麦:やっぱりダメだ~~~!!!
若葉:は?何言ってるんですか?大麦さん?
大麦:俺たちこんなんじゃダメなんだよ!!
若葉:ちょっ‥大麦さん?今本番中ですよ?そういうの後でやってもらってもいいですか?
ほんとすいませんね~みなさん(汗)
大麦:俺たち‥‥このまま只どっかんどっかん大爆笑とってるだけじゃだめなんだ!このままいっても俺たち売れっこの面白い漫才師にしかなれない‥
そう思わないか?!
若葉:いやいや、「そう思わないか?」じゃないでしょ?!
売れっこの面白い漫才師のどこに不満があるんですか?
大麦:おまえ、本質を見失ってしまったんじゃないのか?
若葉:いやいや、割とマトモなこと言ってると思いますけど?
大麦:いーや、見失ってるよ。俺たち、どっかんどっかん大爆笑とることに慣れすぎて大切な部分を見失ってるんだよ!!
若葉:誠に遺憾ながら大爆笑に慣れてませんけど?!寧ろどっかんどっかんに飢えてますけど?!
なんなのその自己評価?
大麦:俺たちもっと危機感持たないといけないんだよ!
若葉:まぁそりゃ大事ですよ?危機感‥なんか腑に落ちませんけどね。。
大麦:要は俺たち笑いの神様に愛されてることに慢心してちゃダメってことですよ!
若葉:だから何で愛されてるの前提?!
てかそれが正に慢心ですよね?!
大麦:このまま笑いの神様の愛に甘えてるだけじゃなぁ、、そんなのヒモと同じなんだよ!!
若葉:何の話?!!
大麦:こんな状態じゃご両親に「笑いの神様をボクにください!!」なんてとてもじゃないけど言えないだろ?!
若葉:なんで神様と結婚前提なんだよっっ!!?
大麦:たとえ結婚できたとしても尻にしかれっぱなし。。
若葉:例えもなにも意味解りませんから!
ちくしょう‥‥あのときもっとトイレをピカピカにしていれば‥と思ったときには後の祭り‥
若葉:トイレの女神様と両天秤にもかけませんしっっ!!?
大麦:行きつけのスナックではいつも「ウチの神さんがさぁ‥」とグチってばかり。(フリップに"神さん")
若葉:ここでフリップ?!!
大麦:あなたはそんな、売れっ子の面白い漫才師にしかなれなくてもいいんですか?!
若葉:絶対ならないわ!!
若・大:どうも!ありがとうございました~~♪
♪\(^o^)/\(^o^)/♪