「SNSの恋 にじいろ」 第二話
三月に入って気温も上がり始めて東京へ行く用事が出来たのでその途中で立ち寄ろうかとにじいろにメールをした。
「今度の金曜日に東京に行くんだけど帰りは土曜日になるから回り道して立ち寄りたいけど会える?」
「急ですね。用事はないけど夕方から娘に会う約束をしているのでそれまでなら構いませんよ」
「嬉しいね。どこの駅で降りればいいのかな?」
「岡谷って解ります?」
「もちろん解るよ」
「そこです」
「じゃあ新宿からあずさで行くので時間分かったら連絡するよ」
「はい、改札を出たところで待っていますね」
約束の11時にあずさ号は岡谷に到着し、改札を出たところでにじいろは待っていた。
白いパンツにチュニック姿の彼女は見た目より若く見えた。
「お待たせ。会えて嬉しいよ」
「てっしゅうさん、遠いところありがとう」
「ご飯には早いし近くに温泉があるから入りに行こうか?」
「ええ?温泉ですか」
「下諏訪温泉だよ。行ったことない?」
「長く住んでいますけど温泉好きじゃないから行ったことないの」
「そう、じゃあやめておこうか」
「ううん、てっしゅうさんが行きたいなら付き合うので気にしないで」
「そう。じゃあ行こう。今日は車で来たの?」
「うん、軽だけど私が運転してゆくわ。乗って」
「そうするよ。ボクが運転してもいいけど」
「運転は得意だから任せて」
「そうなんだ。仕事で乗っているのかな?」
「ええ、毎日運転してる。高速道路管理会社だから」
「JAFみたいな?」
「違うけど同じような感じ」
「なら安心だね」
車はパーキングを出て10分ほどで下諏訪温泉に着いた。神社に車を停めて歩いて温泉に向かった。
立ち寄ったところは秋篠宮さまが若かりし頃にお泊りになったホテルで、露天風呂からは諏訪湖を見渡せる絶景になっていた。
「今度の金曜日に東京に行くんだけど帰りは土曜日になるから回り道して立ち寄りたいけど会える?」
「急ですね。用事はないけど夕方から娘に会う約束をしているのでそれまでなら構いませんよ」
「嬉しいね。どこの駅で降りればいいのかな?」
「岡谷って解ります?」
「もちろん解るよ」
「そこです」
「じゃあ新宿からあずさで行くので時間分かったら連絡するよ」
「はい、改札を出たところで待っていますね」
約束の11時にあずさ号は岡谷に到着し、改札を出たところでにじいろは待っていた。
白いパンツにチュニック姿の彼女は見た目より若く見えた。
「お待たせ。会えて嬉しいよ」
「てっしゅうさん、遠いところありがとう」
「ご飯には早いし近くに温泉があるから入りに行こうか?」
「ええ?温泉ですか」
「下諏訪温泉だよ。行ったことない?」
「長く住んでいますけど温泉好きじゃないから行ったことないの」
「そう、じゃあやめておこうか」
「ううん、てっしゅうさんが行きたいなら付き合うので気にしないで」
「そう。じゃあ行こう。今日は車で来たの?」
「うん、軽だけど私が運転してゆくわ。乗って」
「そうするよ。ボクが運転してもいいけど」
「運転は得意だから任せて」
「そうなんだ。仕事で乗っているのかな?」
「ええ、毎日運転してる。高速道路管理会社だから」
「JAFみたいな?」
「違うけど同じような感じ」
「なら安心だね」
車はパーキングを出て10分ほどで下諏訪温泉に着いた。神社に車を停めて歩いて温泉に向かった。
立ち寄ったところは秋篠宮さまが若かりし頃にお泊りになったホテルで、露天風呂からは諏訪湖を見渡せる絶景になっていた。
作品名:「SNSの恋 にじいろ」 第二話 作家名:てっしゅう