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青井サイベル
青井サイベル
novelistID. 59033
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わたしは意地悪。

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基本、意地悪で性格が悪い。社交性はゼロ、嫌いな人は排除。


だが、わたしに嫌われる人には共通点がある。


高飛車。上から目線。無礼、失礼。最小限のリスペクトすらない。
そういう人は大体人間性が欠落している。
付き合う価値はまったくない。


そういう人には情け容赦なく接するし、その後消す。
存在を消す。
そうして切った人間関係も幾多ある。


ストーカーじみた女がいて、訴えようとしたら逃げた。
出るとこ出るよ、わたしは。
そいつがやったのは名誉棄損だったからね。


そいつは卑怯で、追いかけて来た。
よほどわたしが気になってたんだろう。
気持ちは知らぬがそんなことはどうでもいい。
訴えるぞてめえ、とやったらすっこみやがった。
バカじゃねえのか。


その女も高飛車で、上から目線で無礼、失礼で、人間として最低だった。
目をかけてやったわたしもバカだったが、あんなにバカだとは思わなかったね。


消すことは、大事。
人間でも心でもなんでも、不要なものはすべて消去する。
それがわたしのやり方だ。
それがわたしの、最低かつ最強の方程式だ。
でもこれには、強い効果がある。
断捨離ってこと。
呪わなくて済むってこと。
わたしが必要以上に厭な気持を持たなくて済むってこと。
そいつにそれ以上厭な思いをさせなくて済むってこと。
作品名:わたしは意地悪。 作家名:青井サイベル