パパ
もう病気じゃないから働けと叱咤しながら家にいないと怒ったものね
パパ、パパ、
あなたに言われた悲しい数え切れない言葉たち・・・
忘れることはできないけれど
どうか私をきらわないで
どんなに歳をくっても
私はあなたの娘
あなたを愛してる
人一倍傷つきやすい
孤独なパパ
結局のところ
もうあなたが私に対して何もできないように
私もあなたに何もしてあげられない
心閉ざし
日々遠くなっていく私のパパ
パパ あなたを愛してる
私が気晴らしを申し出ても
あなたにはもう聞こえない
パパ、パパ、
どうしたらいいの
つらく当たられても
パパ あなたを愛してる
やっとそう思えるようになったのよ
老いに食べられていくあなた
家族と一緒にやさしい食卓を囲みましょう
でもあなたがいつもそうして怒っていると
私は悲しくて
悲しくて
もうあなたのそばにはいてはいけないんだと思えてしまう
パパ
私もあなたに謝罪する、心からあやまるわ
病気になったこと
学校も満足に行けなかったこと
仕事もまずくて
結婚も壊れて
孫も抱かせてあげられない
さぞかし失望しているでしょうね
何よりも私の頑固さに
でもパパ、その元のところにはいつも
あなたの痛い言葉があった
パパ、パパ、私達許しあわなければ
パパ、あなたは私を許し、やはり私にあやまらなくては
ああでも それができなくても
私はあなたを愛しているの
パパ、失いすぎてしまったの
小さかったときのように私を抱いてダンスしてくれないの
パパ、時が過ぎていく・・・・・