莫迦のひく風邪
頭痛、高熱、悪寒、関節痛、胃痛、そしてわたしは加えて嘔吐。
いやこらアッパレです。
風邪ってつらいんだね。
ただ、床でごろごろ転がって七転八倒するのはけっこう、面白かった。
「おお、病気。いま、正にわたし病気」という、頭ボーっとしてる状態で認識している自分に酔ったりした。
熱が38°を超えるともう嬉しくなってしまい、「やったあ、病気だ病気だすごい病気だ、学校行かなくていいんだ(行ってねえよ)、何してもいいんだー!」と喜んで冷えた缶詰のことを考えたりした。
バカである。
ここ7年くらい、風邪の重いやつなんてひいてなかった。仮病は生まれてこの方使い尽くしてるが、本物の迫力はすごいね。体にビンビンくるね。
熱がある時のあの独特の心細さと「どこまで行くかな?」という悪事を企むようなワクワク感。
寒気がぞぞぞと肩を包む時の「あー、これこれこれだよ」という訳のわからない認証。
関節痛は乙女心を呼び(?)、頭痛は皇帝の悩みを想起させる(??)。や、イメージで。
でも、今日治った。
つまんない。
またすぐひけるようがんばりますのでだれかかんびょうしてください。