K-ZM(エピローグ)
自分の背後から冷たく、重い、何か聞き覚えのある声が響いた...。
『キミはボクから大切なモノをたくさん奪った。そう...友達さえも』
この声は...まさか...
『そう...ボクの名はXXXXだよ。散々差別してたくせに覚えてないんだ』
そんな...自殺したハズの人間が何故ここにいるんだ!?
『自殺なんてしてないよ?でも最初は自殺したかったけどね』
嘘だ!そもそも何故ここに来たんだ
『キミに復讐する為さ』
は...?
『科学者Kに会ってからボクはそう決めたんだ』
全く状況が掴めない。科学者Kとは誰か...
『じゃあ死んで』
ブチブチブチッッッ
それと同時に、僕の両腕がもぎとられる。
そして右足、左足と順に激しい痛みが響く
ーッッ!
両手両足が無くなりダルマ状態になった僕に、触手?の様なものが襲い掛かる
ズシュッ...!!
心臓が貫かれた。
『あれれ?もしかして、もう終わり?』
僕は静かに息を引き取る間もなくXXXXに食いちぎられた...
『ふーん。結局雑魚だったね。まだ復讐する標的もいるし、今日はここでゆっくりしていくか。』
XXXXはゆっくりくつろぎ、血液をすすった。
作品名:K-ZM(エピローグ) 作家名:ソーさん