更新日時:2015-11-08 23:08:02
投稿日時:2015-11-08 22:44:55
ブルーアワーに浮かぶ
著者の作品紹介
進路が定まらずに悩む少年――陽仁は、奇妙な家に住むおばあさんと毎週末に本の朗読をする約束をする。頑固なおばあさんと朗読を通じて会うたびに、陽仁は自分の心の中でくすぶっている想いに気がついていく。そして、おばあさんの家に秘められたエビソードと、飾られた絵画の意味を知った陽仁は……。
目次
P1... 一、マグリットさん
P7... 二、見えない色
P11... 三、ひび割れたたまご
P18... 四、心のやすり
感想コメント (4)
日々積み重なる心の贅肉が重く感じられる中、あえてそれを自分の中の若さと思うことにします。やすりをかけるのはもう少し先に延ばします。何分、いましばらく地上からブルーアワーの澄んだ空を眺めていたいもので。 | 匿川 名 | 2016-02-03 00:21:42
遅くなりましたが、先日拝見させていただきました。金魚のお話に見られた様々な『あかいろ』に対して、今作でのシンプルで広く抜けるような青は、全く別のベクトルで綺麗でした。 | 匿川 名 | 2016-02-03 00:18:26
自信が持てずに迷える陽仁が、マグリットさんと出会って自分の力で大人になろうとするその気持ちの変化(成長)に気持ちよさを感じました。素敵なお話をありがとうございました。 | 八馬八朔 | 2015-11-15 23:24:36
文章が良いので内容に集中できました。マグリッドもキリコも好きな画家なので嬉しい。 | 伊達梁川 | 2015-11-13 18:18:25