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青い空が運んでくれる

暖かな日向の中に

あなたが白無垢を着たときの

うすい紅の色を思い出す

三，三、九度の酒でほほを染めた

あの色の

芙蓉の花が咲いている

いつも同じに見えて

今日は新しい花

今日が明日に変わるように

一日で散っても明日に咲く花があり

季節が終わっても

秋が来ればふたたび

芙蓉の花は芙蓉の花のように咲く

今日のあなたが昨日のあなたの様に

たどれば

昨日のあなたは白無垢のあなたの様だ

秋の青い空が

芙蓉の花を咲かせ

あなたを僕に運んでくれる