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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「恋愛病院 不倫病棟」 第二回

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「まずはどのぐらいの時間なのかチェックします。彼女と同じように私にしてください。診察だとは思わずに本気でお願いします。私も今から本気モードになりますので」

そう言って、里紗から受け取った小さな箱から舘林が装着しなければならないものを渡した。

キスから始まって舘林はすぐに指を早奈枝の中に入れてきた。さすがに元風俗嬢である、始まった瞬間に受け入れOKと体は反応していた。
足を開かされて、舘林の天を向いたBクラス級サイズの男性が挿入された。

「婦長さん・・・気持ちいいです」

「そう、ありがとう。好きにしていいのよ、遠慮しないで」

「我慢できないです・・・アッ!」

時間にして数十秒の出来事であった。

「なるほど、早いわね。しかし、まだ動かしただけ立派だわ。入れる前に出しちゃう人もいたからね」

「それって慰め言って貰ってます?」

「いえ、診断です」

舘林には笑えない言葉であった。
こうして入院中早奈枝は毎日朝晩、舘林と治療として行為を続けていた。
出そうになると動きを止めさせ、また動かす。数十秒だった持ち時間は目標一分を一週間で達成した。

「では今日から私が上になります。舘林さんは手を私の腰に当てて上下前後に動かす手助けをしてください」

「はい、こうですか・・・」

「なかなかいいわよ。出そうになったら手で動きを止めるのよ」

「出そうです」

「お尻の穴をぎゅっと閉めるの!」

「はい。」

「体を入れ替えて、いつものように来てください」

言われるままに、向かい合って再び動かし始める。ここから目標一分である。
早奈枝は小さい声で、「一、二、三、四、五、・・・」と数えて行く。
途中少し動きを止めて我慢した舘林ではあったが、早奈枝の六十という声を聴いた後も動かし続けた。

「いい~感じてきた、素敵よ舘林さん~」

「はい、夢のようです・・・ありがとうございます、あっ出る・・・」

治療は終わった。
退院した舘林はその足で彼女と会い、訓練してきたとおりに事を運んだ。
彼女はその変わりように驚いていた。

「やればできるのね。見直したわ。これからも仲良くしてね」

そう笑顔で話す年上の彼女に、もちろん結婚のプロポーズをした。
恋愛病院の早奈枝はその報告を聞かされて、自分のことのように喜んでいた。

「鉄男先生、いい仕事しましたわ~」

「さすが、早奈枝さんだ。これからも頼むよ」

笑い声が病棟に響く。