色えんぴつ vol.5
宇宙(そら)へ
夜空を眺めてると
いろんなことを考える
あたしたちが今在る宇宙は
収縮するのだろうか
それとも
永遠に膨張を続けるのだろうか
こころの中に
果てしなく広がる宇宙は
夢や浪漫をかき立てるけど
意外と奥行きは狭いのかもしれない
実際に病んでいるのはなんだろう?
空気なのか
水なのか
人間なのか
あるいは
生命そのものなのか
いつか人間と生物が
逆転したときに
共存していたものの
バランスが崩れ始めて
なくてはならない水や空気が
人間をむしばんでしまったら
ナニガタイセツ?
そう考えてみると
素直に生きてることが嬉しいあたしは
まだまだ病んではいないような気がする
作品名:色えんぴつ vol.5 作家名:遊花