ヴァリング軍第11小隊の軌跡(仮)
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彼の名前はルナ・アドニス。
ヴァリング生まれヴァリング育ちという生まれながらのヴァリング人。ヴァリング内では特に貧困な<ヴァーザ>という島で育った。
両親は幼い頃に亡くなり孤児として育った。
ルナを拾った人は料理好きの青年だった。
青年の名はウール・パークス。
せっかく美味しい料理を作るのに生まれながらの味覚障害な為に味が判らないという人だった。
それに比べるとルナは生まれながらに味覚が人より特に優れていた。
その為、ルナは味見係としてウールに雇われる事で給料をもらい生きていた。住処はウールの住んでいるボロッちい木造住宅で空いてる一部屋を借住した。給料は日給6ユーロで中6日で味見だけをする。そして7日目にヴァーザを出てチェントロ(中央)で屋台を出す。主なメニューはパスタ・スパゲッティ・スープ・サラダである。
作品名:ヴァリング軍第11小隊の軌跡(仮) 作家名:鳶織市