秋空
見上げたら、空が遠くなっていて
季節の変わり目に気づいた
あんなに暑かったのに
なんだったのかな
ギラギラしてる太陽も嫌いじゃないけど
まっすぐな青い空の方が
心落ち着く
それにしても雨が多かったな
これにはまいった
君と別れた途端
雨つづき
台風は次々にくるし
おかげで傷心にひたる間もなかった
かといって
暗い気持ちが晴れることもなかった
ただただ頭を抱えて
過ごしていたよ
絶望を抱きしめながら
ふとこんなことも思った
君は僕の太陽だったんだ
だから君が去った途端
雨雨雨
確かに君は太陽だった
君と過ごした時間が
どれほど輝いていたか
君にはきっとわからないだろう
だから雨雨雨
何日ぶりの青空か
僕の心はまだ晴れないけど
多分、傷ついているんだろうけど
この空なら耐えられる
耐えていけるはずさ