見ろ!
受験の朝
最後のあがきか
社会の本とにらめっこの受験生。
市場経済では需要量(人々が買おうとする量)が
供給量(売ろうとする商品の量)を上回ると
市場価格が上昇…
む・むずかしい!
「もっと簡単に説明してあげよか?」
余計なお世話の母が
横から口を挟む(笑)
「ほら【お宝鑑定団】って番組あるでしょ。
世界にひとつしかないというお宝がある。
みんながそれを欲しいと思うなら
たくさんのお金を出して買おうとするね。
そうするとそのお宝はどんどん高値がつくんだよ。」
受験生はそんなことより
寝癖の髪を気にしてる。
「で、その市場価格を表示することをなんていう?」
「なんていうの?」
「オープン・ザ・プライス!」
寝癖を水で撫でつけ
無言で家を出た息子。
今ごろ一夜漬けで覚えた数式なんかは
どっかにぶっ飛んでって
頭の中は「オープン・ザ・プライス!」が
支配してるかもしれない…。
悪いことしたなぁ(ノ∀`)タハー