七回転性
それは雨をよく観察したからだろうか、私は愛情を持って雨に接したたからだと思う。あるいは私に時間的なゆとりがあったからかもしれない。無宗教な私は宗教について考えていた。信じる宗教があればよいとは思う。私は今までそのような宗教に巡り合わせてはいなかったし、そのことに関心もなかった。これからも多分特定の宗教は信じないかもしれない。ただ、宗教の良い教えは私なりに理解をし、それらの書物は読んでみたいと思う。地面に消えた雨粒は人間の魂かもしれない。七回転性。私の体には一つ一つの細胞の様にたくさんの命を受け継いでいるはずだ。