小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

NHK(novelist放送協会)

INDEX|55ページ/126ページ|

次のページ前のページ
 


 続いて今年一発目のお題をどうぞ、ジャカジャン
「今回のテーマは

    今年の目標は

です」
 あなた高3でしょ、大事な時期なんじゃないの?
「まあそうですけど、あたし年とりませんからプレッシャーはないですよ。88さん続きの話書かないし(←ちょっといじけてる)。私の将来はどうなるんですかーーっ!」
それ言われたら弱るなあ(何も考えてないとは言えない)。だけど、これは前フリですよ。
「前フリですか?」
 そやね。個人的には今年は

   書きかけの駄作を仕上げたい

です。
「ってことはあたしの話の続き?」
 ごめん、それはちゃうんでおます(腕を叩かれた)。

 簡単に言いますと、ネタは出るねんけどまとまらへんのです。例えばイメージで言いますとアナタ、
「え?あたしですか」
そう。簡単にプロフィール書くと、

  倉泉悠里、3月31日生まれの17歳高校生
  アメリカ人のクォーターで二女。
  剣道部所属、近眼で左利き。

最初は適当に出来上がったアナタも書いてくうちにいろんな設定が加わって来ました。
「それが」
 書くにつれてキャラが勝手に歩き出して話ができるのですが収まりつかないんですよ。

 そのために色々調べることが増えます。酷いハナシ調べるのに時間かかって間延びしすぎて「最初どーやって書いたっけなあ」と自分で作ってるのに何度も読み直す始末。しかも見直すと凡ミスいっぱいあるんよね。
「あたしがメモしたメモ帳忘れるようなミスですか?」
……ははは、近いかも。いや、メモしてるのに自分でなに書いたかわからん状態でしょうか。
「といいますと?」
 
 ワタクシの場合頭から書き続けるのでなく、朧気ながらに見える粗筋に少しずつ脚色を付けていく……といった感じで書いてます。
「もっと分かりやすく説明してくださいよぉ」
 イメージとして「塗り絵」を例えに出してみましょう。塗り絵ってまず枠組みとなる絵がありますよね。それができて色を付ける感じ。だから塗る順番考えず、全部塗ったら完成です。途中先に塗った色が次塗ろうと思う色と折り合いつかずに塗り直したり、予定と違う色で合わせてみたり、時には黒ペン握って書き足したりします。そして!
「な、なんと!」
――まだ言ってないよ(←ベタ)。キャラが縛りになります。

 設定したキャラに齟齬が出ると選択の幅が狭まります。色々と塗りすぎて結果全体見たら
「グダグダやがな~」
って感じ。
 で、悠里ちゃん。例えばあなただったら、
「あたし……ですか?」
 眼鏡や左利きの描写はできますけど(←ワタクシがそうですから)、剣道の描写は難しいです、だって素人ですから。なので書いてくうちに色々調べたら……、話の幅が狭まり続けにくいんですよね。それもこれもひとえにワタクシの勉強不足なんやけどね。よく完結したな、って感じ。

 冒頭の『振れば絶対に一本が取れる竹刀』なんかは剣道する人には言語道断的ですよね。
「88さんも勉強したんですね?そうですよ、竹刀は分身ですからそんな考え方はぜーったいダメです。跨いだり杖ついたり、ひょいと投げてもいけませんっ。先生が聞いたらこっぴどく叱られますよ(←剣道少女)」
ってな具合でふざけた描写は時にはありでしょうけど、剣道でそれやるととても安っぽくなってしまいます。
 そんな調子で最初は調子よく書いてたのが頓挫してる作品未満があるんです。それも片手で足りんほど
「ええっ!そんなにあるんですか?」

――そうなんです。これが、ねえ。いつぞやの回で書きましたが、書く以上は読んでもらいたいのでたとえ駄作でも「作品」としてせめて自分の中で完成させたものを出したいですよね……。
「ってなワケで88さんの新作、いつかは公開です……たぶん(ココだけなんやけど本業忙しいみたいですよ)。メド立ったらupするらしいです。
 で、今回のテーマは皆さんの『今年の目標』を教えてくださいっ!特にモノカキのことでなくても構いません。あて先は

    ブラウン管の砂嵐の向こう

ですよ、四六時中受け付けております」