彼を見た
世界が回りだしたとき、私は確かに彼を見た。
私は誤射が大好きだ。
何を言っているのかいまいち理解できないかもしれないが誤射がすきなのだ。
別に敵国のスパイだとか、寝返りなどではない。ただ、誤射がしたいだけなのだ。
なぜ？ときかれると答えに詰まってしまう。なぜならそこに理由などなくただただ好きだからとしか言いようがないのだ。
理由がなければ誤射してはいけないのだろうか…？そもそも誤射とは誤って射ってしまう事でありそれは偶然でありわざとではないのだ。
改めていうが私は誤射が好きだ。
だが、そこに作為があるわけではないのだ。わざとではない。間違えて味方に弓を射ること、それこそが好きなのだ。
あぁ…斬首台に跪き地面を見つめている今でなお、私は叫ぶ。
誤射最高うぃいいいいいいいいいいいいい↑↑
そして世界は回りだし私は確かに…