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てっしゅう
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SF小説「AKARI」 第五話

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「山口さん、どうしたのですか?具合でも悪いの?」

「いいや、どうしてそんなこと言うんだい?」

「いえ、先ほどより前のほうが大きくなっているから、どうされたのかと思ったんです」

「それは・・・君が裸でいるからだよ」

「なるほど・・・この時代の男性は女性の裸を見ると大きくなるのですね。具合が悪いんじゃなかったのですか」

「君は、ボクがこうなっていても何も感じないのか?」

「特には感じません。感じないとダメって言われるのですか?」

「そうは言ってないけど・・・私以外の男性と接したときは決して裸を見せてはいけないよ。それは守ってくれ」

「はい、AKARIは山口さん以外の男性と二人だけになる事はないです。私の真実は二人だけの秘密ですから」

「そうだな。そうしておこう。解らない事は何でも聞いてくれ。そうだ、AKARIは年齢はいくつなんだ?その未来では」

「はい、30歳です。この時代で換算すると約60歳と言うことになりますが」

「ふ~ん、二倍長生きするんだね」

「見た目はあと10歳ほど経過すると変化しなくなります。新しく遺伝子操作によって成長は停止されます。計画されたプログラミングによって時間が経てば生命は停止し、一部の遺伝子を次の生命体へと移します」

「突然死ぬということになるのか?」