野良犬
既に9枚目の紙切れをサンドに呑み込まれ、代り映えしない画面を眺めているだけのまさに流れ作業だ。
頭の中をの支払が過るが、そいつが更に流れ作業を加速させる
なんとかなるさ・・・・。
半分神に祈る様な気持で自分に言い聞かせる
隣の奴が
ちょうど13枚目のをサンドに呑み込まれた直後、画面に激熱の文字が出たのを見て少しホッとした
台の上のカウンターを見ると既に411ゲーム、ほっ時計を見ると11時、俺にとっては長い時間に思えた
別に言い訳する訳でわないがここに居る何もかもが忘れられる
それぞれに隣の奴より俺の方が偉いんだ
俺の方が凄いんだ・・・・っと言う顔してる
勿論、俺もその一人だ!
そして自分のナワバリを守るべく命を削り投資を繰り返す
仮に隣の奴が自分より偉く見えたら大切な命の投資をこれでもかと言う位に加速させる