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本当の自分を取り戻す-『神との対話』

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1 格言−60《わたしは軽蔑すべきものなど何も創造しなかった》

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 禁欲よりセクシュアルな行動のほうが、悟りや霊的な成長から遠いわけでもない。

 悟りや成長を遂げたときに消えるのは、セックスに溺れること、根深い欲望、衝動的な行動だ。

 金や権力、安全、所有、その他の肉体的な体験についても同じで、そうしたものへの惑溺は消滅する。だが、それらに対する真の評価は消えないし、消えるべきでもない。

 わたしは軽蔑すべきものなど、何も創造しなかった。

 《神との対話2−P140》(一部略)
└−−−−−−−−−−

 『神との対話』では、悟りや霊的な成長のためには、禁欲するのが良いわけではないといっています。

 セックス、金銭、権力、所有、その他の肉体的物質的な体験は、神性の体験の一部であり、自分の成長にとって不可欠なものなのです。決して邪悪なものでも、避けるべきものでもありません。

 ただそこには、「溺れないこと」「他人を傷付けないこと」という2つの原則があります。

 溺れることとは、自分ではなく物事が主体で、物事に自分が依存することです。溺れてしまうと成長が障害され、ひどくなると自分を見失ってしまうのです。

 さらに、すべてのことは、他人の合意と許可のもとに行い、他人を傷付けたりしないことが大切なことなのです。(4-17 《どんな行動も、他者の合意と許可なしにはしないこと》を参照ください)