本当の自分を取り戻す-『神との対話』
1 格言−52 《人生の神秘を解き明かそうとして、いまという現実をむだにしてはいけない》
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いまという時を浪費しないことだ。人生の神秘を解き明かそうとして、いまという現実をむだにしてはいけない。神秘が隠されているのには、理由がある。
《神との対話2-P102》
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「神性」は、見方を変えれば、「究極的な真理」ということもできます。
したがって、神性を体験するということは、神や宇宙の真理をきわめることともいえます。
人間は、神性を体験する人生の中で、一定の成長レベルに達すると、それに応じた「究極的な真理」を自然に会得して(悟って)いきます。
そのレベルにないのに、きわめて高いレベルの真理解明にいたずらに時間を費やすのは、神性を体験するための大切な時間を、無駄にしてしまう危険があるというのです。
それより、「今を生きる」ことに集中し、神性を体験するための時間を大切にすべきだというのです。
作品名:本当の自分を取り戻す-『神との対話』 作家名:伊能言天