本当の自分を取り戻す-『神との対話』
1 格言−19 《経験をいちばん直接的に実践できるのが人間関係》
┌−−−−−−−−−−
人間関係はいつでも課題だ。つねに創造すること、表現すること、自己の高い面、より大きな自分、すばらしい自分を経験することを求められる。
その経験をいちばん直接的に、力強く、純粋に実践できるのが人間関係という場だ。それどころか、ひととの関係なしにはその実践は不可能だ。《神との対話1-P164》
└−−−−−−−−−−
現実世界は相対性の世界です。
その相対する関係の中でも、人間同士の関係すなわち人間関係は、神性の側面を体験させてくれる、最も濃厚で大切な機会を与えてくれるのです。
人間関係のうち最も基本的なものは家庭です。そこには、親子、夫婦、兄弟姉妹という人間関係があります。
それが拡大されて社会、国家、世界というように、次第にその範囲が広がって行くのです。
人間は、上下、前後、左右の人間関係が交錯する中で提供される様々な出来事に対応し、自ら選択、決断することによって、自分を表現し、自分自身を創造、成長させていくのです。
作品名:本当の自分を取り戻す-『神との対話』 作家名:伊能言天