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19,D.I.K日記(12月29日)

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19、D.I.K日記(12月29日)Devil invent knell日記

 僕の中の忘れがたい記憶。東京から横浜に引っ越してきていじめられたこと。そして、高校、大学に進むといじめはなくなったが、今までの反動で、自分が意地悪になったこと。屈折していった事。
 世の中の卓越している人間、オリンピック選手や、テレビに出ている人――ああいう人は100点満点の生き方をしているかもしれない。でも普通の凡人は80点90点の生き方をしている。国語の西城や、ここの釜本の様に。
僕は100点の人は認めても90点、80点の人間を評価しなかった。だから友達ができなかった。
母とここの病院に初めて入院する時に交わした言葉。母が院長に「私の悪かったことに関して何でも償います。何でも協力します。どうかうちの子を宜しくお願いします」そう深々と頭を下げた。そして僕が母に、「母さん。僕はここの病院に入って普通になるよ。凡人になるかもしれないけど、普通の人間になるよ」そう言い、母は僕に「凡人になるって大変な事なんだよ」そう言った。NYかぶれの母から発する、普段聞く事のない、生きた言葉だった。
 最近では少しづつ素直になってきたがそれまでの僕は100点の人の光しか感じられなかった。でもそう言う天才たちは、闇の頃の僕にも、今の僕にも光を当ててくれる。そういう天才は、やっぱり世の中に必要なんだろう。でも100点の人しか評価しない発想は、いやしい発想、優しくない発想だ。でもこれからの僕は違う。いろんな人のサインが分かる。
 SEKAI NO OWARIは心の弱い人の集まりと前、僕は言ったけど、弱いんじゃなくて、みんなPainを持っている人、それで前向きに生きているから強い人たちだと信じたい。SEKAI NO OWARIのNever Ending Worldを聴いた。

「人」と描いて他人という意味の この国はヒトを恐れて生きてきた

けれど「人」の「間」にあるものは 不安や恐れじゃなくて

愛だと子供達に「教え」たい

「何か」が終わってしまったけれど それは同時に「何か」が始まって

「始まり」はいつでも怖いけれど だからこそ「僕ら」は手を繋ごう

We are with you.

「人」の「為」と描いて偽りだと 僕らはいつでも主張してきた

けれど本当の気持ちはいつだって 迷い間違えとりつくろって

偽りから始まるんだ

「何か」が終わってしまったけれど それは同時に「何か」が始まって

僕らは「出来る事」が皆違うから だからこそ「僕ら」は手を繋ごう

We are with you?