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３、Ｄ．Ｉ．Ｋ日記(１２月１６日)

　入院生活２日目。昨晩はそんなにぐっすりとは眠れなかった。ここは６人部屋だけど、隣の部屋で、ぶつぶつと独り言を言っている奴がいるからだ。全くうるせえ。毎日独り言を言っているのか。大丈夫か？
　こないだ入院の時、誰だかが将棋が強くて対戦相手に困らないとか言ってた６０位のおばちゃんが掃除している。なんだ掃除のおばちゃんか。その人以外は閉鎖病棟に職員がいなくて、職員は事務所にいるようだ。
　テレビでジェラシックワールドが公開することをやっていた。あの天の声朝からやめてほしいよなあ。アイドルのストーカー男だろ。映画もここにいれば見れないな。恐竜は野獣とおんなじだ。一度駄目だったものは駄目じゃないのかね。教育によくないでしょ。
　朝９時頃に診察した。薬が決まるまでしばらくはほぼ毎日診察をするそうだ。
　院長が僕の担当だ。昨日と違って塾の国語の西城の悪口を少しは聞いてくれた。でも僕を味方してくれている様にはいまいち思えない。惜しいんだよねえ。あの先生。
　薬を飲むことになった。ジプレキサという薬で、何れ５ｍｇのむが、始めは３ｍｇから飲んでいくという事だった。そしてしばらく採決をして、血糖値を測るという事だ。
　自立支援医療受給者証とかいうものがあった方がいいという事で、今日、ケースワーカーと、母が手続きをしているらしい。
　

僕も精神障碍者か。
　

僕の人生終わったな。