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佐崎 三郎
佐崎 三郎
novelistID. 27916
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「小説 『或る遺書』」

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「小説『或る遺書』」

「もう写真なぞ載せる暇もないが、もう日本は崩壊するよ。自分ももういい歳のオジサンだけれども、この世のくだらない仕組みの組みされず頑張ってきたけれど、組みされなければ、皆殺しという、日本政府のやり方は、全くもって異常におかしいのである。
選挙というやり方の欠陥を、逆に利用したり、そんなに自分の思うままにやりたい、[お坊ちゃま人々」は、ほんとに、戦争して勝てるんですか?戦争はそもそもイケナイもんじゃないんですか? 小学校でも教えますよね?
もうこういう悲しい現実に生きていたくない!と言いたい。わたしのような、意識だけは高い貧乏人はもうついていけません。そうまでして生きている意味はありません。
何を学べば、そういう思想を受けれる人間になるんですか、馬鹿な政治家たちよ。そんな人生が嬉しいのですか。アベヨ、アソウヨ。悲しくはないですか。選挙のいみなど、はっきり言うが全くナンセンス!そんなことで変わるわけがない。逆に「革命」が起きても同じなのね。どうしたらいいのかを、考えられないだけ。世界人類が、どうなればいいなんて、考えたら負けなんだよね?政治家さんたちよ。
ほんとに、絶望してますよ、私は。なにも期待も望みもしていない。自然に崩壊することで構わない。
こんな「日本」などいりません。もう「幻想」から早く脱却しないといけません。しかし、無理でしょう。いまの政治家や公務員の存在を見てれば、良くわかる。こうしてはいけませんという、学校教育をすべて「裏切っている」ので。
何が教育だ!馬鹿野郎!
簡単なことができない人類の悲しさ。ああ、早く死にたい。死んだほうがましだとほんとうに思う。ただ、そう簡単には死なせてくれない。自殺は嫌だ。めんどくさいから。
この崩壊を、釈迦の涅槃のポーズで眺めながら、入滅したい。もう悟りました。とりあえず日本は終わりです。早く死んでください。国境などないのに。そんなに利権が好きか!
世界人類がなくなれば、とても平和な星になると思います。」


この遺書を書いて彼は、風俗の街へ出て、見事昇天したらしい。めでたし。めでたし。