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みゅーずりん仮名
みゅーずりん仮名
novelistID. 53432
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『 真剣ぜみ 』

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採点結果が返ってきた。
「70点」「60点」「55点」

ユージャスト どぼーん どぼーん どぼーん・・・・・・

耳元で声がした。
絶対受からないから、あんたなんか。

真剣に答えてこれか。これが学校のテストの点ならば、涙するところだ。
これ、教科書見て送ったの。そんな点数なはずないのね。


学生時代から繰り返されてきた先生達の陰険な仕打ちはここまで来た。
高校二年で数学はついに零点となった。
理由は単に、先生嫌いだったからである。

大人になるまで気付かないことはたくさんある。
政治家の娘には一生勝てないとか、教師の息子は何でも許されるとか、警察の妻は犯罪者であるとか(語弊があったら御免なさい)。

とにもかくにも、真剣交際や真剣な勉強などは壊されるためにあるらしい。
それで真剣な人は誰でも蝉であり、真剣に死を考えるようになるのだ。


何か恨みでもあんの?
いつもにやにや笑う奴らとか、いい加減に聖夜。


そんなこんなで、小説界よ、さようなら。
ちょっと試験勉強しないと嫌がらせに勝てないから。

受かったら、また書きます。


追伸 先生達は教えるのだけ上手いのです、が特技の人々だから仕方ない(石頭)。ちなみにコレは、教師の孫(実話)。化けて出ないでね。