『 文字化けオバケ 』
不思議な体験を、貴方に聞いて頂きたく、キーボードを叩いています。
誰にでも起こり又、今も尚、起こり続けている現象です。
これには一定の法則があり、以下、その考察をまとめ提出致します。
① 過去に勉強したことのない分野について学ぶ
② 過去に例を見ない新しい課題について論証する
③ 過去の理論を覆すような出来事について考察する
④ 試験勉強をする
⑤ 有名な過去文献を読む
上記のような場合に生じる現象ですが、これには時間が関係しています。
年表時計により割り出されるある時点での表記があり、人と物、それぞれの存在の接点により現れる現象と言えます。
デジタル表記もさることながら、アナログ表記にもそれは起こります。
これらはより良い未来のために仕方のないことだと思うしかない現象です。
私のあだ名は「認知」です。
これ、と指を差した途端にその位置が移動してしまい、これ、はその時もう、あれ、となっているからです。これにもある一定の法則があり、それは社会のピラミッドが多いに関係していますが、必ずしもという訳ではありません。今ここに記したことも、これ、が、あれ、に変わるかも知れませんが、それで歴史が動く訳でもありません。
唯一つの例外があります。それはレイガイによる例外であり、戦いはどちらかが諦めるまで続きます。対処法はありますが、デジタル社会を崩壊させる以外、方法はないと思われます。何しろ文字は、誰もが持つことの出来る武器であり、必ず伝えたいことだけは残ると思うのです。
それで、彼らの言葉はあべこべに作用し、言葉がオバケとなって上記の現象を起こすのだと思われます。以上で、証明は終わりです。
2014年 秋
作品名:『 文字化けオバケ 』 作家名:みゅーずりん仮名