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君の枠に収まっていれば良い
君の枠からはみ出したら悪い

僕が良かれと思ってした事
君には非常識とみなされる

君が良かれと思った事
僕には非常識とみなすが
君は常識だと言う

そして君は憤慨し
正当化し
僕を納得させるのだ

前に何度か
僕は君が外に行く事を
逃げるんだと言った

でも今日僕は
初めて逃げ出した

夜の道を1人で
声を殺して泣いた
涙はとめどなく
流れては袖を濡らした

わかってるつもりでいた
わかってくれてると思っていた
ただの自己満足だった

他人だから…

僕は君の常識の枠が
小さいんだと思った
心が狭いんだと思った

そう言い聞かせて自分を
甘やかしているだけかもしれない

時が過ぎて思った
あんな事を思ってしまった自分

きっと
僕の枠が小さいんだ
きっと
僕の心が狭いんだって
作品名: 作家名:月夜星耶